ぼこうとこらぼ
観光地や海辺などですれ違う修学旅行生たちの笑顔を見ていると、沖縄の魅力を伝える仕事の大切さをあらためて実感します。
沖縄を訪れる修学旅行生の数は、コロナ前で年間約42万人。約2400もの学校が沖縄へ入域します。
先日、ある地方の夜間定時制高校の先生から「生徒たちにより良い学びの機会を提供したい」という熱い相談を受けました。しかし残念ながら予算の都合で私たちのサービスを利用することは難しいとのこと。私の胸には後悔の念が残りました。
このことをきっかけに、小規模校や離島の学校にも平等に学びの機会を提供できないだろうかと考えるようになりました。そして、ふと思い立ったのです。母校の大学に産学連携の可能性を探ってみようと。
正直なところ、上手くいくとは思っていませんでした。しかし話を持っていってみると、驚いたことに学長室の室長が真剣に耳を傾けてくださったのです。「今すぐには難しいかもしれないが、大学として何ができるか検討してみますね」という前向きな返事をいただきました。
大学との連携が実現すれば、新しい視点を取り入れた事前学習コンテンツを作ることができるかもしれません。それは、生徒たちの沖縄への理解を深め、旅をより意義深いものにするはずです。
私の心は躍りました。たとえ実現までに時間がかかったとしても、この芽を大切に育てていきたいと強く感じています。ワクワクです!