ゆれる
心が揺れる出来事についてお話ししたいと思います。
時々思いもよらない選択を迫られることがありますよね。
先日、長年のお付き合いのあるS先輩から「ちょっと話があるから」とお呼び出しを受けました。建築設計の頃から、もう20年近くお世話になっている方です。
S先輩とお会いして飛び出した言葉は「クラフトビールを、地元で一緒につくらないか」というものでした。えっ、私が?ビール?正直、最初は耳を疑いました。お酒が全く飲めない私に、なぜそんな話が...?
詳しく話を聞いてみると興味深い内容でした。S先輩が手掛ける事業のモデルルームに併設する形で、何か話題性のあるものを手掛けたいと、クラフトビールの酒造所をつくるのを考えたのだそうです。最近、県内でクラフトビールが大流行りで、今年だけで4軒もの酒造所ができるそうです。街中に酒造所ができるなんて、なんだかロマンですよね。
結局、私自身も仕事が手一杯で、製造は難しいが広報や販売・イベントのお手伝いならできるとお伝えして、やんわりお断りしました。
ですが、腰を据えてものづくりをやりたいなという想いがふつふつと湧き上がってきた出来事でした。街中の飲食店に並ぶクラフトビールを見るたびに、思い出すのでしょうね。もしかしたら、来年あたり違うことをしているかもですね。