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カート

カートが空です

西日が眩しすぎるから

西日が眩しすぎるから

ウチの事務所は、街のメイン通りの十字路から首里向けに抜ける道の途中に位置していて、道に面した共同住宅の1階にあります。

周囲にはに小・中・高校があるので、いつも様々な年代の元気な学生たちが行き交います。

時折うちの事務所の前で、入口に向かって髪をセットしたり、服装をチェックしていたりする学生がいたりします。

というのも、西向きに事務所の入口があるので、日差対策の為、窓という窓に紫外線をカットできるようなフィルムを貼っており、鏡のようになっているからなんです。

個人的には、怪しい雰囲気のファサードになっていて、きっと胡散臭い事務所と思われているんだろうなぁとは、思っているのですが、背に腹は変えられず、代替案がない今、通行人の鏡として存在意義を感じております。

※鳥が当たったりすること、いまのところ無いのですが、もしそのようなことが起こったらフィル撤廃を検討いたします。

人を寄せ付けない雰囲気の鏡の事務所に、遅い時間まで人がいるからなのか、階上の住人から管理人のような扱いを最近されるようになってきてます。

家族・友人が訪ねてくるから、空きスペースに車を停めさせてもらえないか?階段下の花壇に、花を植えてもいいか?と相談を受けたり、いづれも権限がないので、管理会社に伝えるよう諭したり、担当者にその旨を連絡してあげたりしている。

ただ一人の男性は、明らかに弊社を管理人として認識しているようで、ごみ置き場に出しっぱなしの、カゴとかあるから掃除をお願いしますとか、部屋の鍵を散歩中に落としてしまったから、部屋の鍵開けて貰えないかと、時折顔をみせます。

毎回ウチ管理会社じゃないですよと伝えると、ちょっと困った顔をして、通じてないのか、お願いねと立ち去ります。

※管理会社に連絡して、要望としてお伝えしたり、対応していただくようお願いしております。

住人や通行に人の方に、ウチの事務所があることで、便利に、少しでも安心して暮らしていただけるなら、嬉しいなぁと想います。管理人になる日もそう遠く無い気がしてきました。

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沖縄本 聖地巡礼 「小雨堂」

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