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カート

カートが空です

琉球ガラス工房紹介

琉球ガラスが放つ深い輝きと、その中に封じ込められた職人の想い。伝統工芸でありながら、現代の暮らしに寄り添う美しさを持つ琉球ガラスは、多くの方の心を魅了してやみません。

沖縄を代表する琉球ガラス工房の中から、注目すべき工房をご紹介いたします。それぞれの工房が持つ独自の美学と技法を見ることができるはずです。


ガラス工房清天

グリーンノーマルグラス小

再生ガラスの魅力を伝える

読谷村に位置する「ガラス工房 清天」です。清天は、廃ビンを利用した「再生ガラス」に特化した製品づくりで知られています。

日常に寄り添う商品づくり

グリーン気泡皿Mサイズ

工房を率いる松田清春さんは、「生活の中で毎日使えるガラス製品」を「作品」ではなく、暮らしに馴染むガラスをモットーに、実用性と美しさを兼ね備えた製品を生み出しています。

松田清春さんは1963年、沖縄で生まれ、中学卒業後すぐにガラス作りの道へ進み、20以上の職種を経験。その豊富な経験を基に、1997年に「ガラス工房 清天」を設立しました。

清天の代表作「Sモールグラス」

ブラウンS.モールグラス

清天を語る上で欠かせないのが、「Sモールグラス」です。このグラスは、工房創業当初に松田さんの奥様がデザインしたもので、表面に施された美しいモール模様が特徴です。技術的にも高度なこの製品を、松田さんは惜しみなく他の職人に教えています。これにより、伝統が受け継がれ、さらに新たな価値が生まれ続けています。

工房での体験と購入

清天では、琉球ガラスの製作体験を提供しています。体験の営業時間は9時から17時まで。工房では、Sモールグラスをはじめ、多彩な製品を購入できます。日曜日は定休日のため、訪れる際はご注意ください。

ガラス工房 清天

住所:読谷村座喜味1352-1

TEL:098-958-1346

営業時間:9:00~18:00

定休日:日曜日・不定休

駐車場:5台

RYUKYU GLASS WORKS 海風

絶景を楽しむ立地と環境

工房は、読谷村のGala青い海内にあり、東シナ海を一望できる絶景のオーシャンビューが特徴です。目の前に広がる大パノラマは、訪れる人々に心地よい海風と沖縄の自然美を届けてくれます。この素晴らしいロケーションは、ただガラス作りを体験するだけでなく、癒しの時間も提供してくれる特別な工房です。

海想(青)

沖縄の風景を映し出す職人の技

工房には4人の沖縄県認定工芸士が在籍しており、高度な技術と感性で沖縄の自然をガラス作品に表現しています。例えば、夕日の沈む海やきらめく水面、浅瀬のにぎやかな生き物たちなど、沖縄の豊かな景色がガラスの中に再現されています。これらの作品は、美しさと物語性を兼ね備え、沖縄の記憶を日々の暮らしに溶け込ませてくれます。

モール小鉢(丸)水

利便性と楽しみが詰まった工房施設

吹きガラス体験、商品購入可能なギャラリーも併設する工房、施設には70台分の駐車場が完備されています。また、工房周辺ではマリンアクティビティや陶芸体験なども楽しむことができ、家族連れにもおすすめのスポットです。

RYUKYU GLASS WORKS 海風

住所:沖縄県読谷村字高志保915

TEL: 098-958-2000

営業時間: 9:00~17:00 (不定休)

glass32

沖縄県名護市に位置する琉球ガラス工房「glass32」は、環境への配慮と職人技が光るガラス製品を提供しています。廃ビンを再利用した持続可能な製品づくりと、モダンなデザインで、暮らしに映える器を制作し、多くの人々に愛されています。

ヴィンテージ食前酒グラス 緑

環境に優しいガラス工房

glass32を運営するのは、琉球ガラス職人の具志堅充(ぐしけんみつる)氏です。具志堅氏は、地元名護出身のサーファーでもあり、自然をとても大切にしています。使われなくなった廃ビンを原料とし、再生利用・環境への配慮を真摯に向き合い、沖縄の感性を、新たなガラス製品として蘇らせ、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品にまで昇華させています。

縦モールワイングラス ツートン

glass32の代表作「青の洞窟」

「青の洞窟」シリーズの最大の特徴は、黒と紺碧が織りなす美しいグラデーションです。この配色は、沖縄の海にある青の洞窟をイメージしたもの。深い黒が海の神秘的な側面を表し、鮮やかな青が海中に差し込む光を彷彿とさせます。グラスの中に広がるこの色彩は、まるで沖縄の海を手のひらに閉じ込めたかのような感覚を生み出します。

青の洞窟 底穴(S)

沖縄の海の神秘的な美しさを、日々の生活の中で楽しみたい。そんな願いを叶える「青の洞窟」シリーズ。ガラスの中に閉じ込められた沖縄の風景は、飲み物を注ぐたびにその魅力を新たにします。

琉球ガラス工房glass32

住所 : 沖縄県名護市宮里7-19-27

TEL:0980-52-7899

琉球ガラス村

沖縄県糸満市に位置する「琉球ガラス村」は、1980年代に複数のガラス工場を統合して誕生しました。沖縄の文化を象徴する琉球ガラスの技術を次世代に継承し、観光と産業振興を両立させる県内最大規模のガラス工房です。琉球ガラス村では、12名の沖縄県工芸士による作品が展示され、3ヶ月ごとに入れ替えられるため、何度訪れても新しい発見があります。また、ベトナム・ハノイに工場を設立し、生産能力を拡大するなど、世界へと展開しています。NAHAマラソンの完走メダル制作も手掛けるなど、多岐にわたる活動で注目されています。

施設の魅力

琉球ガラス村は、1,300℃の窯を使った制作過程を間近で見学できるだけでなく、2,000点以上のガラス製品を展示・販売しています。また、15種類以上の体験プログラムを提供する「WORKSHOP ThinkThink」や、美術館など、多彩な施設が揃っています。

琉球ガラス村

住所:沖縄県糸満市字福地169番地

TEL:098-997-4784

駐車場:無料(200台)

営業時間:9:30~17:30 年中無休

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知識
やちむん(陶器)の取り扱いについて

やちむん(陶器)の取り扱いについて

沖縄の伝統的な焼物であるやちむんは、その素朴で温かみのある風合いが魅力です。お料理をさらに引き立てるために、盛りつけ前のひと手間をお料理の一部として捉えませんか。 お使いになる前に、やちむん(陶器)に水を張るか、器全体を水に浸して表面に水分を含ませます。その後、水分を軽く拭き取ってからお料理を盛り付けることで、匂いや染みがつきにくくなり、器がゆっくりと育っていきます。 特に焼締めのうつわは...

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知識
Characteristics and charms of Ryukyu glass

琉球ガラスの特徴と魅力

沖縄の伝統工芸「琉球ガラス」の魅力に触れてみませんか?独特の丸み、鮮やかな色彩、気泡が作り出す美しさが特徴の琉球グラスは、沖縄のガラス工房で職人の手で丁寧に作られています。手作りならではの温かみと特別なひとときが、あなたの日常に小さな贅沢をもたらしてくれるでしょう。

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